Daiwa ダイワ 落とし込みロッド ブラックジャックスナイパーカスタム!

ダイワの名機!BJ T-40UMをIMガイド、テレガイドカスタム! 友人の湾岸SNIPER氏からご依頼。UROKODOカスタム開始
今回は、ダイワの落とし込みロッドのカスタム!
通常、落とし込みロッドと言えば、殆どがUガイドを使用しています
理由としては、目印でアタリをとる事をメインとし、比較的浅いタナを責める為、ラインを出さない仕様だから。
Uガイドでも糸を出せない事はありませんが、
SICリングに比べると、完全に放出性は劣ります
あと、Uガイドではラインは必然的にナイロンに限定され、仕様用途、攻める範囲が限られる為、これらを改善する為にテレガイドカスタムを実施します(^^)

私のロッドじゃなく、友人の湾岸SNIPER氏のロッド。

他人のロッドは初めてですが、
我儘な湾岸SNIPER野郎。あ、間違えた。湾岸SNIPERさんの為に頑張りましゅ|д゚)
まずはロッド特性。
T-40UMは35-40のズームロッド。
元ガイドにはローライダーガイドが装備されています。
しかも逆付け。

このロッドをプロデュースしたBOSSに聞くと、何ともまぁ考え抜かれたセッティング。

そもそもガイドの高さが低い為、要は壁やケーソンの角に当たらない
逆付けにする事で、引っかかりが軽減される。
更に風の影響を受けにくくする為のローライダーガイド。
つまり、この特性を活かさない手はありません

通常IMガイドカスタムを行うと、どうしても径が大きい部分のガイドは高さが出ます。
※UROKODOシマノリンユウサイ落とし込みスペシャルカスタムも参照⇒後程アップ予定(笑)

ので、元竿の次のブランクには、IMではなくチタンTLガイドを実装とします
カスタム手順①
まずは既存のUガイドを外します。
この作業が鬼門。
と言うか、一番ドキドキしますね~~(^^;)
しかも人のロッド・・・
まぁ湾岸スナイパー野郎のロッドだし、気軽にサクっと行きます

アルコールランプで炙り、カッターで切り込み入れて・・・
はい。完了。
慣れれば何て事ありませんが、ダイワのスレッドはかなり強固です。
シマノ、黒鯛工房をカスタム済みですが、
三社の中では一番固いスレッド、エポキシでした。
カスタム手順②
ガイド合わせ
最寄りの品揃えが多い?FUJI製のガイドを取り扱っている店舗に行き、
ロッドに合うガイド径を探します。

ここで注意。
完全に合うガイドは殆どありません
小さめを購入し、ある程度削るか、大きめを買い、肉盛りするか。どちらかですね。
カスタム手順③※省略可
TOPガイドを交換する場合は、アルコールランプで炙り、TOPガイドを外してから、
電子ノギスでTOPの径を計測。
今回は0.69ミリ。
つまり0.7ミリ径のFUJI製トルザイトリングTOPガイドにします。

UROKODO的にはTOPガイドが一番重要な気がします
カスタム手順④※省略可
肘当ての装着
④-1
スレッド下巻き
※化粧スレッドをする場合は細いAスレッドをお勧めします
仕様するスレッドは全てジャストエース社

因みにエポキシも同社
今回は敢えてシルバースレッドはCスレッド
④-2
その後、肘当てをマスキングテープか接着剤で固定して、
固定スレッドを巻きます
④-3
電動モーター付きのスレッド巻き機を使用し、エポキシコート
この時、必ず電動の機会を使用する事。
それ以外で塗ると、間違いなく液だれします
TOPカバーを装着して
UROKODOシールカスタム(^_-)-☆して
どすん!と完成。
美しい~~~~

分かります???
このガイドのライン軌道。
低いですね~~
良いですね~~~

敢えて言うならば・・・
落とし込みロッドにこそ、べたつき防止加工が必要な気がします。
雨、風でも釣る釣りバカが使用する事が多いのだから(^^;)

低いライン軌道にするなら、尚更・・・
べたつき防止カスタムも勉強しよかな(笑)

とりあえずは、以下のメリットを追加する事が出来たので、今回は〇とします

■ライン放出性
■利用ラインの自由度向上
■深いタナ攻略の可能性
■肘当てによりタメが効く、滑らない
■見た目!!!

で、ロッドの持ち主に渡した所・・・
何も言わないでF-40UMを渡してきました。
カスタムしろと。

一応ロッドは受け取りましたが、カスタムするかどうかはUROKODO次第

そう、それもUROKODO
Back to index