棒ウキ制作【中編】UROKODOウキ誕生

理想とする棒ウキを目指し、プロトタイプ制作 【超視認性】【超高感度】【超強度】【超操作性】 を如何に実現するか?
前回、ある程度の成形までは完成し、いよいよ塗装の為の下塗りです。

まずはペーパーやすりの400番程度で、全体を磨きます
磨く事で、下地が乗りやすくなります。
試しに磨き無しも作りましたが、案の定、塗りムラが出来ました。

使用するのはサンディングシーラーです。
磨き⇒シーラー塗り⇒400番で軽く磨き⇒乾燥⇒シーラー二度目⇒800番で磨き
この時点で二度塗りします。

形状については、実際に釣行してみて最終決定しようと思いますが、
どんぐりタイプでも、細身でも、食いは変わらないはず。
とりあえず、遠投タイプは自重を確保できるドングリ。
足元、近距離用は細身タイプで作ります。


次にサンディングシーラー後、白の下地を塗ります。
本来はエアブラシで行うと尚良いのですが、
今回は筆で試してみます。

後は白下地有と、無、でどれ位視認性に違いが出るか。テストの為に、素の状態のウキも数本作ります
ウキトップについても、節目の幅を色々試してみます。
大きい物、小さい物。果たしてどれが良いか?
これは海面に浮かべて、逆光時等で試すしかありません
後は色ですね。
今回トップに使用した色は以下の通り。
ピンク
オレンジ
ミドリ
レッド
レモン

幅や色、節目の太さによって、印象が全く違います。
トップについては、二度塗り後、クリアトップコートを行います。

ここまでで判明した事。

白下地の方が圧倒的に視認性が良い。
但し、どうしても厚塗りになるので、ビビット過ぎる色になる。
下地にそのまま塗ると薄く塗れるが、視認性は弱い。

つまりはエアブラシで薄く下地塗りがベストか・・・
この辺りは次回改良してみます
一番大変なのはスレッド巻きバージョン。
ウキにスレッドを巻いてる物自体、少ないのでは無いでしょうか?
理由は簡単。

恐らく手間です。

ウキの上下の局面にスレッドを巻く事自体、相当面倒ですし、難易度も高いです。
※すぐにバラけて上手く巻けません(^^;)

ただ、UROKODOウキは妥協せず、巻き巻きします。
スレッドも、ただ巻くだけじゃ芸がない。
どうせなら道具に愛着を持って、拘りたい。
ゴールド、シルバー、ガンメタ、ブラックのスレッドで色々なデザインを試します。
因みに黒く見える部分にも、ちゃんとブラックスレッドを巻いてます。

しかもその上からエポキシコートで固めているので、バルサの弱さをカバー出来てるはず。

更にトップにもエポキシコートを施します。
更に更に!
足にもスレッドを巻いて、お化粧&補強です。
これも結構大変。
けど、有ると無いでは見た目も強度も違います。
勿論ここもエポキシコートです。
ドングリタイプはボディ上下が急こう配なので、スレッドは巻けません。
代わりにエポキシ&ラメ加工。
その上からカッティングチューンでUROKODOロゴを施します。

この為、結構ナイスかもです。
使い方は簡単。
エポキシに混ぜて使うだけです。
ノーマルレッドバージョンも作ってみたり・・・
やり出すと止まりませんね~

かなり簡単に、抜粋して記事を書いていますが、
ここまでにかなりの時間と労力と…を費やしています((((;゚Д゚))))
スレッド、塗料は勿論のこと、
それに纏わる小物。
うすめ液、ふで、リューター、ドリルスタンド、旋盤、スポイト、ラメ、シンナー、等々。
数えるとキリがない程です。

そして、自宅でやると物凄い事になります。
塗料の飛散、木材の片づけ、シンナー臭…

後編、完結編まで辿り着けるか不安です(´・ω・`)
皆さんの温かい声援、お待ちしています(^^;)
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