フカセから落とし込みへの移行時期、ボウズからバクバクへ

いつから落とし込み? フカセ、エビ撒き等のウキ釣から落とし込みへの移行時期について
さて、前回は二匹のチヌを釣ったにも関わらず、ボウズ感満載という不思議釣行。

その後のGWの記事の続きです。
本来、ウキ釣りはGWを期に、毎年一旦お休みし本職?落とし込み釣りに移行します。
しかーし!
今回は悪友、湾岸氏が『GWはフカセ三昧!』宣言している事もあり、
しゃーなし
しゃーなしですよ!?
フカセ釣行。

場所は同じ神戸波止。

で、5月5日。フカセボウズ。
はい。
で、次の5月6日からヘチ釣り&前打ちに変更!





え!?
ボウズに関してスルーしてる!???
当然です。
ボウズ記事を書いても何ら楽しくありません(笑)
釣りは楽しいから釣り。
釣れるから楽しいんです!

釣れない釣りでも楽しいと言う方も居ます。
けど釣れた方が楽しいに決まってる(-_-;)
それでも湾岸氏がマル秘メソッド??偶然の賜物???でチヌをフカセで釣ってました。
これはまさに目から鱗でしたね~~~

来年、効果の程を試しましょう!!

フカセでボウズを食らったらヘチ!!落とし込み!前打ち開始の自分ルールがあるので、
翌日はまたまた同じ場所で、ヘチ釣り開始!!
とりあえず、レッドモンスターことカンダイ君は頭の片隅に置いて・・・
5月6日は、湾岸氏、ローレル氏、BLACK STALKER氏の4人で釣行。
ローレルさんも記事を書いてますね♪
もうそんな褒めて頂けると、にやにやします
褒められて伸びるタイプ。それがUROKODO

少し不明瞭な写真ですが、壁にはワカメが群生中。
夏には落ちますが、
まだまだワカメ攻略が必要です。

この『ワカメ攻略』

はっきり言うと好き嫌いが分かれる釣りですね。
姫路から神戸方面はこの時期ワカメが生えます。
テトラも壁も一面ワカメ。

普通に釣ると、当然引っかかります。

私もヘチ釣り、落とし込みを始めた当初は、この引っかかりが面倒で、
いちいち仕掛けを作り直すのも億劫。
大嫌いでした。
別にワカメない所で釣ればいいし!!
とか考えてました(笑)


しかーーし!!!
釣れるんです。ワカメ場。
特に周りが産休だなんだと5月の釣れない時期に。
釣れるんです。
何故か!?
分かりません(笑)
ワカメがあるから休息場になるのか?
回復が早い場所なのか?
産卵が長い場所なのか?
明確な理由は恐らく誰にも分らないですが、確かに釣れます。
しかもワカメ付近に執着していると感じます。

お分かりでしょうか?
テトラにもワカメがぎっりし。
この中にチヌがワンサカ居ます(笑)
要はどう釣るか??

すご~~く難しいようで、簡単。
ワカメを味方に付ける。
これに尽きるかと。

ヘチや落とし込みを始めた当初、
ワカメを避けて、落としやすい場所を狙い釣っていました。
勿論目印、ヘチ、両方やりました。
結果は釣れません。
釣れないと言うのは語弊がありますが、
取れても少ない数でした。

理由は簡単、壁から離れたエサは食わないから。
少ない数が取れたのは、たまたま食い気のあるチヌが、ワカメの切れ目に居た。
または追いかけて食う位、やる気のある個体が居た。
たまたまそこにチヌが居たからだけです。

ワカメを味方に付ければ、バクバクも可能です。
タックルは間違いなくヘチタックルが優勢です。
目印でも釣れない事はありませんが、メリットがないです。
手返し、操作性、ワカメ攻略はヘチタックルです!!!
で、当日はローレルさんが先にチヌを釣ります。
そこで、タナを聞きます。
ワカメ下との事。

ワカメ下で釣れたと言う事は、完全にワカメ付近を意識している個体が居るという事。
つまり浅タナ。
場所にもよりますが、浅いタナで釣れる場合、釣り人が思うより浅い場所に浮いている事が多々あります。
気づいていないだけ。
釣り人の姿で散らしているだけな事が凄く多い気がします。

特に海面が近い場所や、人が多い場所はその傾向が顕著な場合があります。
チヌの天敵は間違いなく鳥です。
鳥は波止で休憩しながら餌を探しています。
人影や波止際の動く物には、かなり警戒しているはず。
神戸波止も人気波止。チヌも上をかなり意識している事があり、
気配を消しながら釣る事で、釣果に繋がるなるなと。最近特に思います。

加えてチヌは上層(日光が当たる干潮帯にある)の餌が大好き。
潮が高い時、または朝夕まずめは上層の栄養豊富で美味しい餌を食べたい!
けど怖い・・・あ!ワカメがある!とりあえずここに隠れながら・・・
みたいな事を考えてるんじゃないでしょうか?

で、モーニングサービスはサイトフィッシングでポコポコ釣ります
タックルは先に書いたように、ヘチタックルです。
本来、私的には壁で釣る場合はナイロンラインです。
理由はキャッチ率が上がるから。
けど、今回はPEライン。

ヘチ釣りの場合、PEかナイロンかは永遠のテーマ???な気がします。
私の場合、何もない壁の場合はナイロン
障害物周りや、テクニカルな場所はPEを使用しています。
PEの方が操作性が良い・・・と言うか、慣れているのも大きいですね。

あと一番の理由。

それは・・・あいつです。
レッドモンスター!カンダイ!
ここはカンダイがいるので、もしもの為に(笑)
ワカメに同調している個体が複数居て、人影がないと、ワカメから出て餌を食べています。
姿を見せずに、じ~~っと、そ~~~っと壁を見ていると、、、
一瞬ヒラ打ってます(笑)
それを数十メートル前から見つけて、
そ~~っと近づいて、カニさんをステイ。

ぎりぎり道糸が見えるかどうかの立ち位置で、人間もステイ(笑)

傍から見ると、『あの人、何してるんだろ!?』的な格好になります(笑)
名付けてブラインド釣法でモーニングサービスを制してそれなりの数をキャッチ。
けど小さい個体もいる為、どうしてもバラシが増えます
この辺りは今後の課題かな。
で、モーニングが終わると、前打ちに移行。
何を隠そう、私、前打ちが苦手です。
いまいち答えが見えない。
まだまだ改善の余地があります。
ヘチはかなり頑張って研究して、自己流なりにある程度の【確信】はもっているつもりです。
その日、その場所、その季節で正しいかどうかは別として、自分の釣りに【確信】を持てるかどうかは釣果に大きな影響を与えます。

ヘチ同様、前打ちも奥が深い!!
楽しい!!
まだまだ勉強中ですが、ドン!とテトラ前打ちチヌ一枚追加。
これもワカメを意識したチヌですね。
前打ちもワカメを味方に付ける必要性はあるようです。
ガン玉をハリスに打ってみても、乗らず。
通常通り針に打っても、乗らず。
これは今後、研究します。
何度かカニさん破壊を貰い、やっぱりヘチで釣ろう(^^;)とヘチに戻ります(笑)
モーニングサービスの時とは違い、やや深めのタナでドカン!!
良いチヌさんですね~~~

チヌ釣りの楽しい所。

タナの変化。

場所や、地形、時期、気温、水温、風、等々を考慮して、探し当てた時の高揚感。
堪りません。
自分の愛用するロッドに伝わる繊細なアタリ!
リールから手元に伝わる強烈な魚信

何物にも代えがたい。

子供の頃、初めてアジを釣った時?
ブラックバスをルアーで初めて釣った時?
初めて狙ってチヌを釣れた時?
釣り人ならその時の気持ちをいつまでも忘れないはず。

チヌ釣りはそんな気持ちをいつまでも与えてくれます。
釣りは漁ではありません
遊びです。
自分なりに道具に拘り、
釣り方に拘り、
拘りぬいて時に拘りを捨てる事を覚える。
そして色んな方法で魚と戯れる。

そう、それがUROKODO
で、たまにナイスサイズも混じります、この子は回復系ですね~~
よく引きました。
結果まずまずの釣果。
やっぱりチヌの落とし込み釣り。楽し過ぎます!!!
GW連続釣行。最終日はどうする?!

こうなったら行くしかないでしょ!!!鱗道探求あるのみ!

ロッド:シマノリンユウサイヘチスペシャルS
リール:カブト
ライン:黒鯛工房PE2号
ハリス:シーガーグランドマックスFX1.25号
針:伊勢尼7号
餌:岩カニ


ロッド:シマノ リンユウサイ前打ちスペシャルHHF53 テレガイドカスタム
リール:バトルフィールド黒鯛80NR
ライン:サンラインナイロン2.25号
ハリス:シーガーグランドマックスFX2.5号
針:伊勢尼6号~8号、前打ち針1号
餌:岩カニ
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